甚遠だより
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平成18年12月08日
衆議院議員
長勢 甚遠

 日頃、格別の御支援を賜り深く御礼申し上げます。

 国会は十五日の会期末を控え緊迫した情勢が続いています。注目の教育基本法改正案、防衛省昇格法案の成立は来週に持ち越しとなりました。十分な審議が尽くされているにもかかわらず、いたずらに審議を引き延ばす民主党の姿勢は非難されるべきです。私の担当する法務省関係では、信託法案は成立し、引き続き、組織犯罪対策に関する国連条約等の批准のための刑法改正案(いわゆる共謀罪)、少年法改正案という与野党対決法案の審議を控えています。

 十六年にわたり不法滞在を続けているイラン人一家四人に対する強制退去命令について、今年十月、最高裁において国が勝訴しました。これに基づきイラン人一家に対し、帰国を強く要請していますが、人権運動団体などから在留を認めるべきという主張がなされています。娘さんの大学入学など、同情すべき点もありますが、円満に対応してもらいたいものです。人権・人道を名目とした主張が多く見られます。人権を尊重することは当然ですが、「人権」といえば何でも許されるというものではなく、個人個人の身勝手な主張を認めるような社会にしてはなりません。人に対する思いやり、いつくしみという人情豊かな健全な美しい社会にしてこそ不安のない、人権が大事にされる社会となると思います。まさに「人情なくして人権なし」ではないでしょうか。

 年末の予算編成時期を迎え、来年度の税制、予算の議論が本格化しています。富山県関係の要請も多く受けており、北陸新幹線の早期着実な実現、がん拠点病院整備などに取り組んでおります。

十日に富山国際会議場で法務省主催の「裁判員制度シンポジウム」を開催します。裁判員制度は私が自民党小委員長として取りまとめたものであり、二年半後に実施になります。ぜひ御参加いただきますようお願い申し上げます。

 寒くなりましたが、皆様の御健勝、御多幸をお祈り申し上げます。

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