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平成19年02月19日 衆議院議員 長勢 甚遠
日頃格別のご支援を賜り感謝申し上げます。
もう春めいてきましたがお元気のこととお慶び申し上げます。
国会は十九年度予算案の審議をすすめています。安倍内閣は美しい国、活力ある日本をめざし、地方活性化、再チャレンジなど頑張る地方、人が報われるための政策の実現を期して参ります。緊迫した国会になると予想されていますが、早期に予算を成立させ、党利党略にとらわれず、多くの重要法案の審議をすすめることが必要です。法務大臣としても多くの法律案を今国会で成立させる必要があり、その検討、準備で大忙しの毎日です。また、医療事故と刑事事件、離婚後三百日以内に生まれた子の戸籍問題など難しい問題に取り組んでいます。
十六日に十数年にわたり不法滞在となっているイラン人・アミネ・カリル一家の取扱い問題の円満な決着をみることができました。昨年十月に退去強制処分を適法とする最高裁の判決があり、本来直ちに収容、送還すべきものでしたが、長女が今年大学に入学するなどの事情もあり、円満に帰国させるべく苦労してきただけに解決をすることができうれしく思っています。同一家は全員の日本在留を主張していましたが、今年に入り不法残留したことを反省して帰国する意思を表明し、あわせて長女の留学を強く要望してきました。これに対応し、長女の強い勉学意欲を尊重して特段の配慮をし、留学のための特別在留許可を与えることにしました。また、他の三名については、即刻帰国すべきところ、長女の入学式の様子を是非とも見たいとの親として当然の心情に思いを致し、四月二十六日帰国という人情ある措置としました。
我が国には約二十万人の不法滞在者がおり、退去強制処分を不服とする裁判が五百件も提起されています。日本は法を守らなくてもよい国と思われることがあってはならず、不法滞在者に対しては、法にのっとり適正かつ厳格に対応していく方針です。それとともに、今回の措置に見られるとおり、日本人の優しい思いやりをもって対応をしていくことも必要と考えています。
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