甚遠だより
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平成19年04月22日
衆議院議員
長勢 甚遠

 日頃格別のご支援を賜り感謝申し上げます。

 国会は憲法改正のための国民投票法案、教育再生関連法案など重要法案の早期成立をめざし、精力的に審議を進めています。

 法務省関係では、先週、参院で自動車運転過失致死傷罪を創設するための刑法改正案が可決されました。飲酒・居眠りなどによる悲惨な交通事故が相次いでおり、これに対応するための法整備です。これにより、交通事故での死傷に対する刑の上限は従来の懲役五年が懲役七年に引き上げられることになります。また、あわせてひき逃げの罰則強化などの道路交通法の改正も行われます。

 衆院では少年法改正案が可決されました。少年の犯罪、非行が後を絶たず、低年齢化の傾向もみられ、少年による衝撃的な事件もおきていることから、より厳しい対応をすべしという世論に応えるためのものです。改正法案は触法少年に対する警察の調査権限の明確化、少年院への入所年齢の引き下げ、保護司などの保護観察における順守事項を守らない者に対する措置の明確化などを内容とするものです。民主党が非行少年に対しては厳罰化ではなく福祉施策により行うべきであるとして反対したため、法務委員会での採決に混乱がみられたのは残念なことです。

 離婚後三百日以内に出生した子の戸籍問題が議論になっています。現行の扱いではこのような子は前夫の戸籍となることとなり、前夫の戸籍に入れたくない場合には裁判手続が必要となります。これについて医師により離婚後に懐胎したことが証明される場合には裁判手続きなしに前夫以外の戸籍に入れることができるようにする方針です。

与党内には離婚前に懐胎した場合にも裁判手続きなしに前夫以外の戸籍に入れる途を認めようという意見がありますが、慎重に論議すべきだと考えています。

 十六日には法務大臣として福井、岐阜の外国人研修、技能実習の現場を視察しました。

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